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引き染めとは、生地の地色を「ハケ」を使って手で染める技法です。通常『訪問着』・『振り袖』などの「絵羽模様」の地色染めはこの方法で染められます。
引き染めの種類としては、『引き切り』・『ぼかし染め』・『段ぼかし染め』などの種類が有り、それぞれの職人の「技量」により仕上がりに差がでると言われます。
染料の吸着や色の発色を良くする為に、『ふのり』や『大豆の絞り汁』などを染める事前に、白生地に引いておきます。この作業を『地入れ』といいます。 端切れの白生地を使って、染める着物の「地色」の色合わせをします。この作業で色が決まりますので、染める以上に難しい作業です。
染料液の数(色数)だけの刷毛の数が必要になりますので、何十本ものはけを職人は常備しております。はけ一本でさまざまの表現を作り出すのが、引き染め職人の技と言えます。 色合わせによって決まった『色』(染料)を使う分だけの染料液を作り上げます。着物の地色は一色とは限りませんので、一枚の着物を染める為に何色かの染料液を作ります。
実際に「染め」が仕上がった所ですが、この状態では色が生地に定着してませんので、これから「蒸し」をかけて色を定着させ、色落ちしないように「蒸し屋」へと送られます。
実際に染色の為に作った『染料液』を刷毛を使って染めている所です。引き染めは手を入れれば入れる程、「深み」のあるきれいな色に仕上がります。
※『蒸し作業』行程につきましては、次回に紹介させて頂きます。
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